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土屋復興大臣記者会見録[令和6年4月24日]

令和6年4月24日(水)17:15~17:22 於)利府町役場 応接室

1.発言要旨

 本日は宮城県岩沼市利府町に訪問し、各首長等の皆様に御挨拶をし、復興状況や課題についてお話を伺いました。

 岩沼市では千年希望の丘相野釜公園にて献花黙祷を捧げ、玉浦西地区、JOCA東北、株式会社にしき食品空港南工場を視察しました。

 こうした訪問を通じて、市町ごとに住民の方々と丁寧に対話を重ねながら、被災地の復興に向けて様々な工夫や努力をされていることを復興大臣として肌身で実感することができました。

 地元でいろんなお話を伺ったことで、大変岩沼市なんかも移転でうまくいっているということで地域の輪ができてるっていうようなことを聞きまして、非常に皆さんが明るくてよかったなと思います。

 それから利府町も今お話聞いたら、非常に人口も増えている珍しいところでございまして、皆さんも元気に良い町を作ろうねという動きだと聞いておりまして、大変な思いをした中でこうして復興してることに嬉しく思いました。

 明日は宮城県七ヶ浜町に訪問しまして、寺澤町長に御挨拶をしまして吉田花渕漁港を視察します。その後、宮城県漁業協同組合七ヶ浜支所に寺沢組合長をはじめ水産業関係者の方々と意見交換を行う予定でございます。

 以前から、水産関係者、漁業関係者の方とお話をしたいと思ってたんですけど、なかなか時間が取れなかったんですけど、今回やっとお会いすることができますので、現場の声をしっかりと聞いていきたいなと思っています。その後は申し訳ないんですけど、国会日程で明日本会議が入りますので、急いで帰らなければならないので記者会見できないんですけど、そういう予定でございます。

 

2.質疑応答

(問)今御説明された中で、もう少し利府町だと震災後に人口が増えたりということもあってというお話で、町長とのお話でも、いろいろその沿岸部でされてるイベントであるとか、承知かと思うんですけど、特にその中で今回何か印象に残ったことというか、ほかの沿岸自治体取組にも参考になるのではないかと思ったようなことなどありましたら、お願いいたします。

(答)やっぱりいろんなとこを訪問して浜が元気でない、もちろん跡地の使い道どうしようかっていうことを考えてるときに、物も建てられないし、じゃあっていうときに、こちらでイベントとして3. 11のときにキャンドルナイトとかをされたっていうのは、あれはなかなかほかでもやっていけるような良いイベントなのかということを感じました。

 あとはランタン飛ばし。台湾とかでやっているああいうのも、お金がめちゃくちゃかかるわけでないし、みんなが協力すればできるようなこと、そういうことであの賑わいをつくることはものすごい大事なのかなというのを感じました。

 それともう一つ印象に残ったのは、小さな漁港があるということなんですけど、漁業の方が非常に少ないというのにはびっくりいたしまして、後継者が育ってくれればいいなという思いを感じました。

(問)ありがとうございます。

 もう一点、明日も御視察がありますが、今回の訪問で年内の被災自治体は一巡されるということになりますけども。

(答)はい、そうですね。おかげさまで。

(問)一巡されてですね、かなり復興状況に違いがあると思うんですけど、改めて感じられたことを教えていただけますか。

(答)今回行ったところは特に先進事例だったので、岩沼なんかもそうですけども、ほかの町がじゃあ同じようにやれるかっていうと、それは難しいなっていうことも感じました。

 だけど、トータルで問題点といえば、やはり13年経っても心のケアというのが非常に重要なんだなっていうことを感じております。

 それからなりわいが戻ってきてるところと戻ってきてないところ。戻ってきてるところでもまだもう一息っていう感じがあるので、その辺の支援もまだ必要なのかなというのは感じております。

(以  上)

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