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―「新しい東北」交流会・平成29年度学生ボランティア促進キャンペーンイベント「NPOと学生がつながろう!~持続可能なコミュニティ支援活動のために~」開催模様―

平成30年2月18日(日)に仙台で開催された「『新しい東北』交流会~東北の未来を共創する~」の一環として、主に仮設住宅や復興住宅等で住民の方と関わる活動を行っている学生ボランティア団体や、男女共同参画の視点を含む多様な視点を持って活動を行っているNPO等団体の方が、つながりをつくり、より活動を持続可能なものにすることを目的に企画開催しました。

今回は岩手県・宮城県・福島県の5大学の学生ボランティア団体とNPO等の3団体が集まり、午前は参加団体による活動発表会を、午後からは日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、「日本IBM」)様に協力いただき「プロジェクト・マネジメント」について学ぶワークショップを実施しました。

この活動発表会とワークショップを通じ、東北の地で「復興」に向かって活動している学生とNPO等の団体がつながりを持つとともに、各自の活動をより持続的に行っていくためのヒントを得ることができ、より一層復興支援が盛んになるものと期待されます。


<活動発表会の様子>

当日は、①岩手県立大学宮古短期大学部 学生赤十字奉仕団、②東北文化学園大学 未来のナイチンゲール隊、③東北大学SCRUM、④尚絅学院大学 ボランティアチームTASKI、⑤いわき明星大学 学生団体 NGA、⑥NPO法人インクルいわて、⑦NPO法人石巻復興支援ネットワーク(通称:やっぺす)、⑧NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島の8団体24名が参加しました。

午前中の参加団体活動発表会では、団体ごとに、10分間程度で各自の取組を紹介していただき、その後、会場から数分質疑を受け付けました。質疑応答の時間では、一般参加の方から、発表団体と同じような課題を自分のところも抱えており一緒に頑張っていきたいというコメントがあったり、参加している学生ボランティア団体の方からは、NPO等の団体の方の発表を聞いて圧倒されたというようなコメントがあったりと会場全体で意見交換を行うことが出来ました。

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<ランチミーティング>

お昼の時間には、参加者同士で昼食を食べながら交流しました。グループを岩手県・宮城県・福島県の活動地域ごとで分け、午後のワークショップを担当する日本IBM様の講師の方も入り、同じ地域で活動している団体同士で自己紹介をしあったり、団体の活動の紹介をしたりと午後のワークショップに向けて交流を深める時間となりました。

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<日本IBM様によるプロジェクトマネジメント・ワークショップ>

午後からは、日本IBM様によるプロジェクトマネジメント・ワークショップを行いました。最初に、日本IBM様の現役プロジェクト・マネジャーから、「プロジェクト」とは何かということや、プロジェクト・マネジメント手法の概要、プロジェクトの立上げに必要な要素を講義形式で学びました。

その後、グループワークとして、

①自分自身が進めているプロジェクトの企画書の作成

②何をいつ行うのかを可視化するマイルストーン・チャートの作成

③どのような関係者がいて、どのような関心を持ち、影響力を持っているのかを可視化し、どのようなケアを行っていけばよいのか考えるステークホルダー・マップの作成

などを行い、プロジェクト全体の「可視化」を目指しました。

グループワークの中では、目的などを改めて考えさせられたり、スケジュールを考えていく中で、実はやることがたくさんあることに気づいたりと、難しい場面もありましたが、1団体につき1名ついて下さった日本IBM様の講師の皆さんが分かりやすくアドバイスしてくださり、どの団体もワークを進めていくことができました。

ワーク終了後、参加者の方からは、「このままでも何とかなるだろうと思ってこのワークショップに臨んでみたら、意外とまずい状況であることが分かった」「可視化によってやることが明確になり、ぶれない、期限を明らかにする、ということが再確認できた」などの感想が述べられ、どの団体も新たな気づきを得て、次のステップに進むきっかけになったことが伺えました。

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<おわりに>

今回の活動発表会・ワークショップは、学生だけではなく、地元のNPO等の団体も併せて対象とし、お互いに自分達にはなかった新たな気付きを得て、連携してもらうことで、より実効性の高い復興支援につながることを期待し開催しました。

当日は学生ボランティア団体やNPO等の団体がざっくばらんにお話したり、日本IBM様の講師の方と交流している姿がみられ、こちらが想定していた以上に幅広くつながりが生まれたと考えています。

また、日本IBM様のプロジェクトマネジメント・ワークショップによって、これまでの活動の悩みや課題が可視化され、より持続的な活動への一歩を踏み出すきっかけとなりました。今後も、このような、復興活動を行う学生ボランティア団体や男女共同参画の視点を含む多様な視点を持って活動しているNPO等の団体の活動を支援する取組を進めてまいりたいと考えています。

なお、復興庁ボランティア・公益的民間連携班/男女共同参画班では、本イベントに参加したボランティア団体の皆さんに対し、ボランティア関係の情報などをメールにてご連絡しております。参加団体以外の皆様におかれましても、情報提供を希望する団体がございましたら、i.volunteer@cas.go.jpまでその旨ご連絡ください。

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