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「新しい東北」の創造と展開について-「『新しい東北』住まいのこだわり設計事例集」の提供-[平成26年1月21日]

 本日、「『新しい東北』住まいのこだわり設計事例集」を復興庁のホームページで公表することとしました。

 これは、被災地の住まいの復興事業で取り組まれている、将来に向けて地域の課題を解決する「こだわり」を持った災害公営住宅の設計事例をまとめたものであり、「新しい東北」の理念を具現化したハード面の実例を「見える化」する初めての取り組みとなります。

 今回の「『新しい東北』住まいのこだわり設計事例集」のポイントは次のとおりです。
①人口減少・高齢化・産業の空洞化といった課題を抱えたままの現状に単に復旧するのではなく、地域や街の魅力を引き出したり、将来を見据えて地域の課題を解決する住まいの「こだわり」や「工夫」を持った設計を20地区、38事例取りまとめた。
②建物が出来上がってから展開するのではなく、設計段階から事例を共有する。
③事例を広く共有することで、東北のみならず、人口減少・高齢化など同様の課題を抱える日本全国の地域に展開でき、「創造と可能性の地」を作り出していく取り組みに資する。

 本日発表した「新しい東北」官民連携推進協議会でも、こうした事例が共有され、更なる新たな展開が生まれることを期待しています。

 今後は、こうした課題解決型の住まいにおいて、「コミュニティ形成」「コミュニティ活動の推進」といったソフト面の取り組みを支援していくことで、ハード・ソフトの両面で課題を解決する、いわば「『新しい東北』復興まちづくり」を進めて参ります。

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