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根本復興大臣の会見[平成25年2月1日]

根本復興大臣記者会見録(平成25年2月1日(金)9:38~9:43 於:参議院議員食堂)

1.冒頭発言
私の方から2件お話しを致します。
 まず、福島復興再生総局等の設置と福島訪問です。
 本日、「福島・東京の2本社体制」をなす福島現地の福島復興再生総局と東京の福島復興再生総括本部を設置しました。
これらは、安倍総理が先の所信表明演説で、復興のための「政府の体制を大転換」し、「これまでの行政の縦割りを排し、復興庁がワンストップで要望を吸い上げ、現場主義を貫く」と言われたことを、まさに体現するためのものです。
 明日(2日(土))、福島復興局に赴き、私自身が福島復興再生総局の看板掛け等を行う予定です。
 また、その後、福島市、伊達市において、福島県知事、福島市長、飯舘村長、伊達市長と面会する予定です。
各自治体が、復興に向けて抱えている課題や要望事項等について、しっかり受け止めて、福島の復興再生を加速してまいりたいと思います。
 もう1件は、宮城県・福島県・茨城県の各市町から申請された復興推進計画の認定についてです。
 本日、宮城県の石巻市、福島県のいわき市・田村市・川俣町・鏡石町・三春町、茨城県の日立市・ひたちなか市のそれぞれから申請された復興推進計画を認定します。
計画の内容は、各市町に立地している中核的な企業が行う設備投資に必要な資金を指定金融機関が貸し付ける事業に利子補給金の支給を行うものです。
この復興推進計画によって、宮城県・福島県・茨城県各市町の復興が促進されることを期待しております。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今日発足した福島復興再生総局なのですが、改めてどのような組織にしていきたいか という点と、これまで縦割りだと言われた環境再生事務所であるとか現地対策本部の方が入るわけですけれども福島の復興に係る職員にどのようなことを求めて いきたいか、この2点を教えてください。
(答)今回、福島復興再生総局と復興庁の福島再生総括本部、いわゆる2本社体制に入りま した。福島再生総括本部は、私がトップでやりますけれども、福島復興再生総局の方は今お話しになった3事務所を一元化します。この福島再生総局事務局長に は今まで復興庁の事務次官をやり、今回新たに内閣参与に任命された峰久氏をトップに据え、そこで即断、即決をしていきたい。まさに現場主義を実践してもら う。ワンストップでやってもらう。そこで解決できなかった問題は復興庁の私がトップである福島復興総括本部、これで各省庁を束ねて引っ張っていきますか ら、福島復興のためのしっかりとした体制が抜本的に見直されて確立したと思います。私は、復興庁の職員の意識改革も、随分進んできたと思います。やはり復 興は真の政治主導が必要です。復興庁の職員を私がリードして、それぞれの司、司でしっかりと現場主義に立って縦割りを正して、職員の意識改革は私はかなり 進んだと思いますから、この体制で福島の復興、再生、加速をしっかりやりたいと思います。

(問)地元では、これまで三か所でやっていたことを一か所で受けられるということで非常に期待している首長がいる一方で、できたからしっかり現場で即断、即決をしてほしいという声もあるようですが、それについてはいかがでしょうか。
(答)それは、まず体制を整えることが必要であり、仕事はどんな仕事でもそうだと思いま すけれども、まずは体制を整える。まずは組織をしっかりとしたものとする。そこで、はじめて動いていきます。我々は年末年始返上でやってきましたから、こ れからの復興再生に向けて担当にあたる職員にも一所懸命取り組んで、情熱を傾けてやっていただければ、そうしたいと思います。

(以    上)

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