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平沢復興大臣記者会見録(令和3年度予算大臣折衝結果)[令和02年12月17日]

(令和2年12月17日(木)11:30~11:39 於)復興庁会見室)

1.発言要旨

  先ほど、財務大臣と福島再生加速化交付金における移住・定住促進事業の創設について折衝しまして、合意したところでございます。

  第2期復興・創生期間の福島の再生を加速させる必要があることから、住民の移住等の促進を図るため、本年6月に御案内のとおり、福島復興再生特別措置法が改正されました。この法改正を踏まえまして、福島12市町村への移住・定住等の促進に向けた支援を行うことにより、福島の復興・再生を支える新たな活力の呼び込みなど、復興の動きを一層加速させる必要がございます。このため、福島再生加速化交付金の新たな支援メニューとして、移住定住促進事業を創設することについて、御了解をいただいたところでございます。

  私からは以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)今回の大臣折衝で、この移住・定住促進事業でどのくらいの金額で合意されたのかということと、あと具体的な支援策の中身について教えていただけますでしょうか。

(答)福島再生加速化交付金のメニューについては、執行段階で決まっていくわけですよね。向こうから要望があったときに、要請があったときに、それに対して支給するということなので、現時点では確定しておりません。しかし、令和3年度の移住・定住促進事業の予算編成段階における見込みとしては、約50億円を積算してございます。

  移住・定住促進事業の具体的な事業ですけれども、この事業内容は地方自治体の自主性に基づく事業への支援。まず一つは地方自治体への支援、それから移住者等に対する個人支援、この二つからなっているわけでございます。地方自治体の自主性に基づく事業は、福島県及び12市町村による創意工夫を活かした移住・定住促進のための情報発信や、魅力ある働く場づくり等の取り組みを支援するものでございます。1市町村当たりの事業費の上限額は4億円、県の上限額は8億円を考えております。

(問)もう一つの個人支援もお願いします。

(答)個人支援については、12市町村への移住等に関心のある個人を直接後押しするため、移住する者に最大200万円の移住支援金を、これは御家族になりますけれども、それから起業する者に最大400万円の起業支援金を支給する。こういったことが内容となりますけれども、詳細は事務方のほうに御確認いただければと思います。

(問)福島再生加速化交付金全体の予算額はどのぐらいの額に調整されているんでしょうか。

(答)令和3年度の福島再生加速化交付金の予算規模については、今、予算編成中であるため、概算閣議が決定した後に公表させていただきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。

(問)大臣としては、この移住・定住促進事業が麻生大臣と創設の合意に至ったということですけれども、これによってこの復興にどういう期待を寄せていらっしゃいますか。

(答)私は12市町村を全て訪問させていただきましたけれども、大変に皆さんがお困りのことは、やっぱり人口がなかなか増えないと。要するに出て行かれた人が戻ってきてくれない、そして新しい移住者がいないと、こういうことでございますので、今回のこういった資金の創設を機に、どの程度効果があるか見ていきたいと思いますけれども、それぞれの地域が魅力や創意工夫を最大限引き出しながら、新たな住民の移住・定住の促進等に向けて、積極的な施策を講じていただきたい、そのための新しい新規施策であろうと私は考えております。したがいまして、それぞれの自治体においては、移住者のための住まいの確保や魅力ある働く場づくりを行い、12市町村に新たな活力を呼び込んでいただきたいなと思っております。

(問)移住・定住促進事業について伺いますけれども、これは複数年度にまたがらないと、なかなか効果は限定的かなと思うんですけれども、継続的に続けられるおつもりなんでしょうか。

(答)その予定でございます。

(問)例えばどのぐらいまではいけそうだとか、何かめどはありますか。

(答)これはわかりませんけれども、もちろん初年度の結果を見てみたいと思いますけれども、もちろんその結果によっては規模を拡大することもありますし、その辺は運用実態を見て考えていきたいということで、今は検討しているところでございます。

(問)今回、移住・定住促進ということで、実際にどのくらいの人口を呼び込みたいとか、その数値的な目標というのはあるんでしょうか。

(答)これはやってみないとわからないことなんですけれども、いずれにしましても5年間は住んでもらうことが条件になりますので、その辺のこともしっかり見ていきたいと思います。いずれにしましても、目標としては令和3年度で約300人程度を目標としていますけれども、もちろんこれを上回る数字の方が移住してくれればこれ以上ありがたいことはないわけで、その場合はしっかり何らかの形で予算措置も講じていきたいということで考えております。

  今回の目玉はこれと、もう一つ。国際教育研究拠点の新設に向けた基本構想等に係る経費を新たに確保するということも、一つの大きな目玉として、わずかですけれども、研究構想をつくる、いわば入口の予算を確保するというのが今回の予算の大きな目玉になります。

 

(以  上)


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