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田中復興大臣記者会見録[令和02年02月21日]

田中復興大臣定例閣議後会見録(令和2年2月21日(金)09:21~09:27 於)復興庁会見室)


1.発言要旨
 おはようございます。
 まず1点目であります。昨日夕刻でありましたけれども、フォーリン・プレスセンターにて「東日本大震災から9年、被災地の今と復興五輪」というテーマで、外国特派員の方々、あるいは在京大使館の方々に講演させていただいたところでございます。
 私からは、海外からの支援に改めて感謝を申し上げるとともに、力強く復興する被災地の現状を御説明させていただき、また、風評払拭のためには、海外のメディアに正確な情報を発信していただくことが何よりも重要だと、御協力も含めて、強く訴えさせていただいたところでございます。
 今後とも、科学的根拠に基づいた正確な情報を、国際社会に対して丁寧に説明し、風評払拭に向けた取り組みを強く推進してまいりたいと、このように思っております。
 2点目であります。本日、神奈川県横浜に訪問させていただき、福島県などから避難しておられる方々とお目にかかる予定にしております。
 3点目であります。来週24日月曜日、祝日になりますけれども、福島市を訪問いたします。第20回原子力災害からの福島復興再生協議会に出席をするためであります。協議会では、内堀知事を始めとする地元の関係者と、今後の福島の復興施策について意見交換を行う予定であります。
 以上でございます。

2.質疑応答
(問)冒頭、復興五輪についてのお話がありました。それに関連してお伺いします。ただいま新型コロナウイルスの感染が拡大しておりまして、ウイルス対策に関しては厚労省などが所管だとは思うのですけれども、五輪を控えて、海外メディアの発信も非常に日本の対策を疑問視するような報道も相次いでおります。同じく風評というものにつながるかと思うんですが、大臣として、ここの情報発信について重要性など、お考えがあればお聞かせください。
(答)コロナウイルスの件は、ありとあらゆる分野に影響が及んでおるわけでございますけれども、我々復興に関して、また五輪に対して、影響がないように、最大の努力をしていかなければならないと思っております。五輪は特に気になるところでございますが、我が国の社会全体で、こういうウイルスについての危機管理というんでしょうか、マニュアルというんですか、こういうものについては、やはりきちっと整えていくことが重要だと思っております。
 オリンピックのコロナ対策は、五輪担当の大臣が所管しておりますので、私からは控えた話になるんですが、しっかりと復興庁としても連携して、対応していくということが重要だと思っております。
(問)関連ですけれども、3月11日の政府主催追悼式典は予定どおり開催される方向なんでしょうか。
(答)今、私どもは予定どおりということで準備させていただいているところでございます。
(問)関連して、政府主催だけじゃなくて、地元のほうでも3月11日に追悼式典等を予定されているかと思います。そういうものに対しても不安というか、今さまざまいろいろ検討をされている自治体もあるようです。一方で、やはり追悼の場ということなので、年に1回という大切な日でもあると思うんですが、大臣としてこのお考えは、昨日厚労大臣もイベント自粛はしない、要請はしないというお話もあったと思うのですが、大臣としてのお考えはどうなんでしょうか。
(答)私どもといたしましても、主催者の方々がいろんな大所高所からやはり御検討されて、いろんな結論をお出しになられるんだろうと思うわけでございまして、地元の主催者の皆さんに我々も従うということになるかと思っております。主催者の方々の御判断ということにさせていただければと思っております。

(以  上)

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