1.発言要旨
本日、二点報告をいたします。
一点目、29日に岩手県の宮古市大槌町を訪問する予定です。
現場主義の方針のもと、各市町の復興状況を確認するとともに、市長、町長からも課題となっている事項を中心に、しっかりとお話をお伺いしたいと考えております。
二点目、「新しい東北」復興・創生顕彰についてです。
今年度は第4回目となりますが、被災地の地域課題の解決、「新しい東北」の創造に向けて、大きな貢献をされている方を顕彰することとし、9月2日から9月30日まで候補者を募集いたします。
外部有識者による選定委員会での選考を経て、来年2月に開催予定の「新しい東北」交流会において顕彰式を行う予定です。
ぜひ、皆様にも、広く報道していただきますようお願いいたします。
なお、顕彰制度の詳細については、事務方へご確認ください。
2.質疑応答
(問)二点目の「新しい東北」の顕彰の関係ですけれども、今回で4回目ということで、改めてこの顕彰制度の効果、あるいはメリットというものを、大臣ご自身はどう認識されているのか伺ってもいいでしょうか。
(答)まず、顕彰制度の目的ということですけれども、被災地の復興・創生に大きな貢献をされている方、また、団体に光を当てまして、その活動を被災地内外に広めていくことが目的です。
また、顕彰を受けた方々の今後の励みとしていただくことも、その狙いの一つになっております。
(問)全国各地でも各種災害が起きていますけれども、これらの表彰された団体の方々の取り組みであるとか、個人の取り組みであるとかを横に展開していくことも可能かと思うのですが、そういうほかの地域にも波及できるようなものというのも、期待されておりますでしょうか。
(答)現在、私たちは、少なくとも「新しい東北」復興・創生顕彰というところで地域を限定しておりますので、この対象は、やはり東日本大震災の地域であると考えております。
ただ、この取り組みは横展開もする可能性は幾らでもできると思うのです。それは、今後他の省庁の中で考えられることではないかと思います。
(問)昨日、東京電力が柏崎刈羽の一部廃炉について言及されました。エネルギー施策なので大臣の所管とは少し違うとは思いますが、復興大臣として、原発を一部廃炉にするという方針について、所感、受けとめを教えていただけますか。
(答)基本的には所管外でございますので、これは東京電力のほうで適切に進めていっていただきたいというふうに思っております。
(以 上)
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