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吉野復興大臣記者会見録[平成30年6月12日]

吉野復興大臣閣議後記者会見録(平成30年6月12日(火)10:06~10:12 於)復興庁会見室)

1.発言要旨
 本日午後、宮城県の仙台市を訪問いたします。100社を超える被災地の水産加工業者が集まる「東北復興水産加工品展示商談会2018」を視察いたします。そこで行われるレセプションにも出席する予定でございます。この商談会は、昨年、約2割の取引がまとまるという、かなり高い成約率でございます。被災地の方々の創意工夫で非常にすばらしいものとなっております。今年も大いに期待をしているところです。
 なお、昨年と比べて19社の方々が新たに参加をして、昨年よりも大きな商談会になるというふうに聞いております。
 
2.質疑応答
(問)先程、官邸の方で、女性活躍の関係で会合が開かれたと思います。復興庁として改めて女性活躍とセクハラ対策の関係の指示があったと思うんですけれども、どのように取り組まれていくのでしょうか。
(答)セクハラ対策はきちんとルールを守って、いわゆる幹部職員に対するセクハラ教育ということも今回、義務づけられておりますので、そういうことも踏まえて、きちんとセクハラはいけない、重大な人権侵害なんだということでやっていきたい、このように考えています。
(問)昨日までの3日間、福島県に天皇皇后両陛下がお見えになられまして、東日本大震災の被災地を訪れるのが在任中最後と見られております。両陛下におかれましては、震災後、被災地の方を数々お見えになっていただきまして、被災者の方々に大きな力を与えていただきました。改めてこのことについて大臣の御所見を伺いたいと思います。
(答)3日間にわたって被災地、そして福島の原発事故被災地域を訪れていただきました。両陛下におかれましては、御高齢にもかかわらず、丁寧に被災地を見舞っていただき、本当に感謝をしております。昨日の朝、皇后陛下はお熱を出されたにもかかわらず公務をこなされていらっしゃったということでので、本当に頭が下がる思いです。何しろ植樹祭では雨は降らなかったものの、寒かったのです。特に皇后陛下は膝をつかれて両手で植樹をされました。そういうお心を全国の方々がテレビ中継で見たと思います。そこまでして被災地の支援に携わっていらっしゃるお姿に本当に感謝の気持ちを申し上げたいと思います。
(問)ちょっと話が飛んで恐縮なんですが、岩手県大槌町で旧役場庁舎の解体が予定されて、昨日、取壊し処分の仮処分申請が出されまして、再びちょっと住民と行政の間で齟齬が生じている部分なんですけども、復興庁として特に何をするという立場ではないかもしれませんが、震災遺構等の関連ということで、大臣の所感を頂けますでしょうか。
(答)この件に関しては意見が分かれておりますので、復興庁としてはきちんと見守っていくという対応をしていきたいと考えております。
(問)今の大槌市の旧役場の庁舎の問題に関連してなんですけれども、そもそも町長と役場で亡くなられた遺族の方を初め、地元の住民の方の意見が分かれてしまっているという現状を、大臣として震災遺構をめぐって意見が分かれてしまっているということについて、大臣としてどうお考えですか。
(答)意見が分かれていることはコミュニケーションを通じて、お互いの意見を述べ合って、一つにまとまればいいのですけど、それが分かれているということなので、復興庁としては見守っていくということでございます。

(以    上)

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