復興庁復興庁
  • 文字サイズ
メニュー
閉じる

吉野復興大臣記者会見録[平成30年2月16日]

吉野復興大臣閣議後記者会見録(平成30年2月16日(金)9:10~9:17 於)復興庁会見室)

1.発言要旨
 おはようございます。今日は報告事項が4点ございます。
 1点目は、本日16日夕刻に、双葉町が主催をいたします、中野地区復興産業拠点への立地説明会に私が出席をいたします。
 双葉町が「働く拠点」として整備を進めている復興産業拠点に、多くの企業が立地していただけるようお願いをしてまいりたいと思っております。
 2点目、明日17日、復興応援・復興フォーラム2018in東京が開催をされます。
 東日本大震災の記憶の風化を防止をするため、東京都、宮城県、青森県、岩手県、そして、福島県が主催いたします。私も時間が許す限り参加をして、ステージでの挨拶のほか、被災地の郷土料理や県産品の販売、また、防災に関する体験イベントなどを視察し、復興を応援してまいります。
 3点目、明後日18日日曜日ですけど、福島市と仙台市に参ります。
 福島市では、第16回原子力災害からの福島復興再生協議会に出席いたします。仙台市では、先日この場で紹介をしました、「新しい東北」交流会に出席いたします。そして、その交流会でも、来場者にお配りする平成29年度産業復興事例集をひと足先に皆様方に御紹介をさせていただきます。これがそうでございます。そして、後ろは、ひっくり返すと英語版がございますので、輸出を主にやっている企業の例が載っております。
 被災地における様々なチャレンジを、30例掲載をしております。そのうち特に参考となる6例は、「新しい東北」交流会で顕彰対象としております。これから頑張ろうという皆さんへの良い刺激となることや、掲載企業への取材や視察が、商談等が増えることを期待をしております。詳細については、後程事務方より説明をいたします。
 最後の4点目、2月19日月曜日ですけど、小林経済同友会代表幹事との意見交換を行います。
 今回の訪問では、昨年取りまとめをいたしました、「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」を踏まえ、被災地産品の利用促進と、企業立地の促進等をお願いしてまいる予定でございます。
 今日は以上です。

2.質疑応答
(問)19日の小林経済同友会代表幹事との意見交換ですけれども、大臣の現状の認識として、被災地産品の利用促進、こちらの方は被災後、ずっとこれまで復興庁としては利用促進を呼び掛けてきたと思いますけれども、現状についてどのような御認識でしょうか。
(答)今度は同友会、この間は経団連にお願いをしてきまして、かなり企業の方々は被災地の食材を自分の社員食堂等々で使っていただいている、そういう認識です。
 さらに、同友会に参りまして、被災地のものをたくさん食べていただくように、使っていただくようにお願いをしてまいるつもりです。
 もう1点は、やっぱり企業立地です。立地を促進するための立地補助金等々ございますので、そういうものを活用して、被災地に立地をしていただく、そういうお願いもしてまいりたいと思っています。
(問)通常国会が開会して間もなく1か月を迎えて、予算委員会も最近までずっと開かれていたと思うんですけれども、先日、読売新聞で、閣僚の答弁回数の比較が出ていまして、1位が安倍首相で300回近くというのに対して、吉野大臣は5回ということで、私も傍聴したり議論を聞いておりましたけれども、ちょっとやっぱり復興庁担当の記者としては議論が乏しいのかなというようなちょっと寂しさも感じますし、一方で、大臣がほとんど答弁しないにもかかわらず、ずっとあそこに缶詰になっているのも、復興行政を進める上でどうなのかなという思いもあるんですけれども、国会での復興論議の受け止めみたいなものはどういうふうに見ていますか。
(答)今回、私の答弁回数が少なかったということは、それだけ復興について、国会議員の関心事項が少なくなってきているのかなと、こういう思いをしているところです。
 風化が、昔と比べると風化が進んできている。それが私に対する質問が少ないという点に表れているのかな、そんな思いをしておりますので、二つの風、風化と風評対策、これをもっと声を大にして今、被災地はこういう現状です、支援も必要でありますし、また、ここまで復興したという姿を国会議員の先生方に見ていただきたい、このように思っています。
 でも、委員会で福島視察をしてくれているようになっておりますので、有り難いことだなと、こんな思いです。

(以    上)

ページの先頭へ