1.発言要旨
おはようございます。今日は報告事項ございませんが、昨日プレス発表しましたインターンシップ、これが昨年の夏と比べると、実に5倍も多くの学生さんが東北に来て、自分で体験をしていただいて、また、東北の被災地の皆さんは、多くの学生さんに来ていただいて、自分たちのやっている仕事を覚えてもらう、体験してもらう、すばらしいことだと思います。
昨年は福島県はなかったですけど、10社で20名のインターンシップがございました。なんと今年は5倍、48社の受入企業に93名の学生さんが来てくれます。
特に、今年の夏から福島県のインターンシップが初めて行われ、大いに期待をしているところです。
このあいだ、大阪で風化と風評、二つの大きな風を遮るために、多くの方々に東北に来てくださいというお願いをしてきたところです。
そういう意味でも、この学生さんたちが来ることによって、風化と風評、この二つの大きな風を止める、そういう役割を私は期待しているところです。
以上です。
2.質疑応答
(問)今日は終戦記念日ですけれども、大臣は靖国神社に行かれる御予定はありますでしょうか。
(答)いまだかつて15日に靖国をお参りしたことはございませんので、参りません。
(問)一部の議員事務所に、公用のメールアドレスに中国語の迷惑メールが大量に送られているようですけれども、大臣のところにそういったメールというのは届いていますでしょうか。
(答)承知していません。
(問)そういった報道があったのは。
(答)それも承知していません。
(問)被災地は7回目のお盆を迎えておりまして、被災地の皆さん、家族や親しい人への思いを強くしている時期かと思いますけれども、大臣としても一言お気持ちをお聞かせいただければと思います。
(答)7回目のお盆を迎えて、私の同級生も津波で被害を受けております。でも今、各地を回っていますけど、盆踊りなどで、辛いことを踏まえながらも前に向かって自立をしていくという顔が、ほほえみが見られますので、やっぱり7年経って皆さん落ち着いてこられたんだなという、そういう印象を持っております。
(問)インターンシップの話ですけれども、これまでの取組の中ではなかなか本当の就職までは結び付いていないというところは課題かなと思います。今後はさらに本当の人材、マンパワーとして採用されるところでは、どういった取組が必要になると思われますか。
(答)まずは東北に来ていただいて、いろんな体験を学生さんの皆様方にしていただきたいというのが一番の目的でございますので、その次に就職。
実は、このあいだ行ったところ、石巻なんですけど、石巻の方に嫁いで結婚されたという、支援という形で来た方なんですけど、お嫁さんになったというところまで石巻の復興に尽くしている方ともお話伺いましたけど、特段、就職というところは今回の目的の中では余り取り上げておりませんので、まず、知ってもらう。そこで、学生さんが興味を抱いていただければ、就職に結び付けていきたい。
これからもきちんと根を張った就職に結び付くような取組もこれから事業として取り入れていきたいというふうに思っています。
ありがとうございました。
(以 上)
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