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吉野復興大臣記者会見録[平成29年6月27日]

吉野復興大臣閣議後記者会見録(平成29年6月27日(火)10:50~10:55 於)復興庁)

1.発言要旨
 おはようございます。今日は2点御報告があります。1点目は明日28日ですけど、茨城県の北茨城市、水戸市、鹿嶋市、潮来市を訪問する予定でございます。そして、橋本茨城県知事と面会をして、意見交換をいたします。また、北茨城市では水産関係施設の復興状況、鹿嶋市、潮来市では液状化対策事業等を視察する予定でございます。
 2点目としましては、6月23日付で第18回の復興交付金交付可能額を通知いたしました。申請配分額は近年、大幅に減少しております。これはインフラ整備が着実に進展をしているということでございます。一方で、復興のステージに応じて様々な課題が顕在化をしております。被災地に寄り添い、そうした課題にきめ細かく対応すべく、復興交付金事業効果促進事業の活用第3版について、これを取りまとめたところでございます。具体的には次の2点について復興交付金効果促進事業の対象として明確化いたしました。
 一つは、移転先団地等における新しいコミュニティ形成の観点から、生きがいづくりへの支援。もう一つは、土地の利活用に資する取組への支援でございます。また、平成27年6月に策定いたしました地域の課題への対応強化のための効果促進事業の活用の促進に向けたパッケージを昨年に引き続き、改訂をしております。各市町村において復興まちづくりの参考として、是非御活用いただければ幸いと考えております。
 詳細は既に事務方から説明しているとおりでございます。以上です。
2.質疑応答
(問)明日の茨城訪問ですけれども、東日本大震災のどうしても被害が大きい岩手、宮城、福島に関心が集まりがちなところで、明日、大臣が茨城に行かれることの意義というのをお聞かせいただけますか。
(答)茨城県は、実は私は福島県の南の端なので、小さいころは、天気予報は茨城県の天気予報を聞いて育ったわけで、実は6年前の野党のとき、予算委員会で茨城県も被災地だと言ったのは私です。茨城も被災地であるという認識を全国の皆様方に訴えたわけでありまして、私の被災地訪問の最後になりましたけど、きちんと北茨城、鹿嶋、潮来、こちらを見てきたいと思っています。
(問)東京電力なんですけど、先日の株主総会で会長、社長が新しくなりました。今後、社長、会長に復興大臣として会われる予定はありますか。また、東京電力の新経営陣に対して求めたいこと、注文したい点があれば教えてください。
(答)廃炉、汚染水対策は復興において、正に一丁目一番地、相当長い時間がかかります。そういう意味で新しい経営陣になられたと。それは廃炉、汚染水対策をきちんと確実なものとして、いわゆる利益の上がる組織体制をつくっていくということであろうかと思いますので、本当にある意味ではエールを送っていきたいと思います。今、お会いするという、お互いにオファーがありませんが、ただ私は福島5区でありますので、地元の衆議院議員としてお会いをして、きちんと廃炉、汚染水対策を確実に進めるようにお願いをしたいと思っております。

(以    上)

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