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今村復興大臣記者会見録[平成29年3月3日]

今村復興大臣閣議後記者会見録(平成29年3月3日(金)10:00~10:10於)復興庁記者会見室)

1.発言要旨
 おはようございます。私からは今日は2点申し上げます。
 1点は、間もなく3月11日、来週になりますが、東日本大震災から6年たって、7年目に入っていくわけでありますが、いろんな行事、記念行事もあるし、あるいは風評払拭、風化防止のための行事等もあります。できるだけそっちのほうに私も、国会等の状況が許す限り出席をしていきたいというふうに思っております。
 今日も、東京都主催で「東京から元気を届けよう!復興応援2017」が行われます。東京都知事もお見えになるようでございますので、私もそこに行っていろいろ話をしてきたいというふうに思っております。
 あと、皆さんの方が詳しいでしょうが、明日は「がんばっぺ!福島」というのをやりますし、それから3月6日には、商工会議所の会長がこちらにお見えになりますので、その際にもいろいろな歓迎会もしようと思っています。それから3月10日は、経団連のシンポジウムが入っています。
 1点目は以上でございます。
 それから、2点目は少し楽しい話でありますが、三陸沿岸で釣り大会をやろうということで、こちらも是非、これについて応援したいというふうに思っております。
 いろんな手だてがあるわけですけれども、やはりこの地域の持っている地域資源を活用して、いろんな人に来てもらって、経済を活性化させるということが大事だと思っております。
 特に、三陸沿岸というのは、非常にいい釣り場が多いとありますし、それから非常に釣りが今、大きな国民的なレジャーになっておりますので、是非力を入れたい。具体的に言うと4つの釣り大会に復興庁が参画していきたいというふうに思っております。いろいろ復興大臣賞等々もつくりたいというふうに思っております。
 そういうことですから、よかったら皆さんも是非参加してください。ちなみに、これはうちの応援で来ていただいている川西さんですけれども、この間、福島沖に行ってこんなにでかい魚を釣っております。全く初心者なんですけれども、ちゃんと釣れますから、どうぞ。 。
2.質疑応答
(問)釣り大会の話なんですけれども、復興庁として参画ということですけれども、協賛、後援、何かそういったものに入るということなんでしょうか。
(答)具体的には、いろいろな形で、そういえば私は実は、議員でつくっている釣魚議連というのがありまして、そういう議員連盟ですね。これは麻生財務大臣がその議連の会長をやっていまして、私が実は幹事長をやっていまして、それでいろいろ日釣振、日本釣振興会のほうにもお願いをずっとしています。
 是非協力してくれということで、いろんな釣り具屋さんとか何とかにも、このポスターとか何とかそういったことで、いろいろアピールしてもらって、是非たくさん参加してくださいということをお願いしていこうと思っております。
(問)そうすると、大臣もこの大会の方には、どれかには行かれるんですか。
(答)もちろんです。表彰式に出てくれと言われていますけれども、できれば私も、俺にも釣らせろと言っているんですけれども。
(問)あともう1点、話が全く変わってしまうんですけれども、昨日、東京電力で福島第一原発事故の除染作業を巡って、環境省の職員が収賄容疑で逮捕されるという事案がありましたけれども、これについての所感をお願いします。
(答)私も初めて聞いてびっくりしているんですが、事実関係がどういうことなのか、よくまず精査しなきゃいかんと思いますが、もしあの報道のとおりだとすれば、大変やっぱり遺憾なことであるし、再度いろんな関係の箇所にも注意を喚起したいというふうに思っております。
(問)捜査機関、あと地元の方とかに聞くと、こういった事案は復興事業の中で氷山の一角ではないかという声もありますけれども、注意喚起ということですけれども、なかなか注意喚起をしても、当然、誘惑もありますでしょうし、業者からすると、正しくないやり方を考える業者も当然あるわけなんで、そこら辺、非常に難しい問題を復興事業は抱えていると思いますけれども、そこら辺はどのように考えますか。
(答)まず、やはり復旧復興については、これに限らず、いろんな税金だとか、あるいは電力を通しての利用者負担とか、そういった皆さんのお金が使われているわけですから、そういったことについてはやっぱり厳正を期して、できるだけ効率的に時間をかけずにやっていくというふうに、必死になってやってもらいたいというふうに思っています。
 そういう意味で、やはり大変な重要な位置、そしてそういう国民の皆様方からの、そういった貴重なお金を預かってやっているんだという意識をしっかり持ってもらおうということだと思います。
(問)先ほど、関係箇所にも注意喚起をしたいという御発言がありましたが、具体的に例えば復興局であるとか、復興庁の関係箇所に何らかの指示であるとか、改めて何か呼び掛けみたいなことをされるおつもりというのはあるわけでしょうか。
(答)ええ、これは是非やりたいというふうに思います。
 特に今言われたような話が、ちょっと噂かどうか知りませんが、そういう話があるとするなら、これは由々しきことですから、一度そういうことのないように、ちょっと指示をしておきたいというふうに思います。
(問)復興とは直接関係ないんですけれども、経済産業省が庁舎内の執務室を日中も原則施錠するという運用を始めています。報道機関は情報公開の後退につながるということで反発しているんですけれども、他の省庁のことではあるんですが、復興大臣としての所感を教えていただけますか。今後の対応について。
(答)これは、やはり二つの面があると思うんです。業務上、いろいろ知ってもらっては困るようなことをどうガードするかということが一つ。
 それともう一つは、やはり皆さん方とも関係ありますが、ある意味では情報公開をきちんとする。その二つの要素がありますから、そこをどう折り合いをつけていくかということだと思います。
 ですから、何かイメージ的に、鍵を閉めて何か非常に入りにくくするというと、非常に密室で仕事をするというイメージもあるかもしれません。しかし反面、やっぱり特に経済産業省なんかは、いろんな方がもうしょっちゅうお見えになっているみたいなので、やっぱりああいうことをやらざるを得ないのかなという気はしないでもありませんが、できるだけ皆様方の仕事に差し障りのないように、広報体制と言いますか窓口をきちっとして、うちのほうはやっていきたいというふうに思います。
 復興庁はそんなに、そこまで経済産業省みたいにいろんな方が来るということでもないとは思いますが、仕事の性格上は共通したところはありますから、そういうきちっと守るところは守る、そしてオープンにするところはするという、そこはきちんとしたいと思います。
 いろいろ皆さん、御意見あったらどうぞ言ってください。
(問)復興庁はテンキーが基本的についていますけれども、ただ、ストッパーでドアを開けている状態になっていて、鍵がかかっていない部屋がほとんどだと思うんですけれども、今後も鍵はかけないという方向で。
(答)今のところ、特に問題がなければその調子でいこうかなと思っていますけれども。それは、そういう動きが出てきて、全省庁的にきちっとしろということになればまた話が違いますが、今のところは私が聞いた範囲では特にこうしてくれ、ああしてくれということは、庁内の中から上がってきていないと思います。

(以    上)

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