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今村復興大臣記者会見録[平成29年2月24日]

今村復興大臣閣議後記者会見録(平成29年2月24日(金)10:05-10:10 於)復興庁記者会見室)

1.発言要旨
 おはようございます。今日は何点かありますが、1点目は昨日、内村航平復興応援大使に総理に会っていただきました。その後、福島へ行って内堀知事とも、また、県庁の方にも挨拶をされました。
 御案内のように、ここにあるこのポスターですね、これを総理にも紹介して、これからこういうことでやっていこうということであります。
 これは基本的には観光だ何だを良いと言うのですが、いろんなところでこれを使って、企業の皆さんにも「来て」と、工場誘致ですね。「行くよ」というふうになればいいなというふうに思っています。
 それから、2点目ですが、今日昼間、3県知事との意見交換会ということをやります。昨年11月に言い出しまして、1回やっていましたが、今日は村井知事、内堀知事、それから岩手県は東京事務所長にお越しいただいて、意見交換を行いたいと思います。
 ちょうど予算とか法案も煮詰まってきましたので、それを頭に置きながら、今後の取組をしっかり意思疎通をしていきたいというふうに思っております。
 それから、3点目ですが、本日、平成29年度学生ボランティア促進キャンペーンポスターキャッチコピーの募集を開始したところであります。
 平成29年度は「掘り起こそう、東北の『たからもの』」というテーマで募集をしたいというふうに思っております。私もちょっとひねってこういうことでどうだと言ったことでありますが、いろんな東北、これから観光でもそうだし、それから食べ物もそうだし、それからいろんな宝物があると思いますので、そういったことでとにかく全般にわたってこれは使えるコピーじゃないかなというふうにも思っていますので、よろしくお願いします。
 それから、これは今も言いましたが、特にまだ東北を訪れたことがない人も、あるいは来た人も是非来てもらいたいということで、被災地でのボランティア等々を通して、学生の皆さん方にもよくその辺を、若い力を発揮して地元の人を元気付けたり、また、いろんな情報を持ち帰って、帰ったところでそういった東北のことを発信してもらったりということで、これから御支援をお願いしたいというふうに思っております。
 以上でございます。
2.質疑応答
(問)3県知事、岩手は東京事務所長ということですけれども、意見交換会についてなんですけれども、今回、どんな機会にされたいと思っていらっしゃるかということを改めて伺いたいんですけど。
(答)先程も言いましたけれども、予算案も骨格が決まって、もうほぼ予算委員会もここまで来ましたので、それから法案の準備も整っておりますから、そういったことを頭に置きながら、更に今後加速化していく上で、どういう進め方をすればいいのか等々を含めて、地元からの意見もしっかり受けながらやっていこうということです。
 何といっても一番大事なことは、よく意思疎通をしていこうよということをもう一度確認しておきたいというふうに思っています。
(問)2点お伺いします。まず1点目は、先日、外国人プレス向けに講演を行われたかと思いますが、外国の報道機関からは基本的な、なぜこれだけ避難者数がまだ多いのかとか、あと福島の問題についての質問が多かったかと思いますけれども、国内向けにはいろいろ情報発信が出来ているのかとも思いますけれども、海外に向けて、改めてそういった基本的なことを問われるというところに対して、何か情報発信を強化するとかお考えはあるのか、これが1点目。
 もう1点が、ちょっとお話が変わるんですけれども、今日からプレミアムフライデーというものが始まりまして、職員の皆さんに何か呼び掛けをされる御予定があるのかと、あと大臣が御自身、今日午後、夕方といいますか午後といいますか、何か御予定があるのかどうか、その2点をお伺いします。
(答)第1点は、私も初めてあそこの場に出て、いろんな話を聞きまして、あなたの言われるように、まだまだ発信不足だなということを感じました。
 今の避難の話ですが、これは47万人いた人が13万人になって、しかもその内訳がいろいろ家庭の事情等もあって、こうなっていますよということも言ったわけでありますが、できるだけそういったところはしっかり発信して、特にあのときも言いましたけれども、食の安全とか、それから原子炉の廃炉の問題等々も、非常に彼らも関心を持っていて、それからもう一つ、やっぱり驚いたのは、非常に放射能でのイメージというのが、やっぱりまだ誤解と言ったらなんですけれども、理解が足りないでいらっしゃる感じもあるから、そういったところをしっかり発信をして、そういうところが食の安全・安心のアピールにもつながるんじゃないかなというふうに思いました。
 ですから、この間も、あれは初めてですけれども、1枚ものの概要、これを英語バージョンで作って配りました。そのときに思ったのは、これで分かりやすく作って配ったもんだから、これを見てしきりに質問されていたような感じがあるんです。だから、これを作って、こっちも汗を流しながら答えたんですが、そういう意味ではこういった分かりやすい発信というか、もう1回言いますけれども、この英語バージョンを初めて作ってやりましたが、そういったこともこれからしっかりやって、できるだけ理解を深めていってもらいたいなというふうに思います。
 今日はプレミアムフライデーですが、本当に世の中変わったもので、昔は花金と言いましたけれども、最近は早金ということで、早く帰れということかと思います。
 職員の皆さんにも趣旨をよく徹底してやって、そして私は、大事なことは、体力を休めるとか、そういうことももちろんいいし、家庭サービスするのも大事だと思います。
 しかし、もう一つは、ある意味では皆さん本当に毎日、毎日もう仕事に追っ掛けられてやっていますから、この金曜日の使い方としては、今までやってきた1週間なら1週間、1か月なら1か月、そこの仕事のやり方をもう1回振り返って、よく頭の整理もしながら、今後どういう進め方がいいのかという、そういった一つの時間的空間になってもらえばいいと思います。あまり難しく考えないでいいと思いますが、そういったことも大事なんじゃないかなと。
 それから、私は今日はもう、まず一番みんなが喜ぶのは、早く私が帰ることですから、もう3時にはここを出るようにしています。
(問)その後の御予定は。
(答)今日は、もう近くにいるとまたみんな安心できないでしょうから、佐賀の方に帰ります。

(以    上)

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