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今村復興大臣記者会見録[平成29年2月21日]

今村復興大臣閣議後記者会見録(平成29年2月21日(火)10:04~10:12 於)復興庁)

1.発言要旨
 おはようございます。1点目でありますが、今週の24日(金)に「原子力災害による風評被害を含む影響への対策タスクフォース」を開催いたします。今年度3回目ということで、関係省庁の風評対策のフォローアップをし、更に風評対策を推進していくというものであります。
 2点目でありますが、復興庁の輸出拡大モデル事業の支援を受けて、海外向けの被災地の水産加工品が輸出された事例の紹介を致します。これは電子商取引(エレクトリック・コマース)ということでやっておりますが、今後とも水産加工品の海外展開に向けた先進的な取組を後押しして参ります。今回は新規参加30社を含む34社が、新たな販路開拓先として海外向けの輸出に挑戦して、10日間で約360万円を売り上げたもので、これをきっかけに、更にこれを強化して後押しをしていきたいというふうに思っております。
 なお、これにも関連することであるかもしれませんが、産業・生業の再生に関連して、最近、幾つかのイベント・行事が行われまして、一つには9日に福島県の伝統工芸品と世界で活躍するクリエーターの方々がコラボレーションした、「クリエーティブ伝統工芸創出事業の商品完成披露式典」に参加しました。これはコシノジュンコさんデザインによる会津漆器や木綿、あるいは現代にマッチした新たな価値を持つ大変すばらしい商品を、私も拝見させていただきました。それから14日には、三井住友海上火災保険株式会社に、今年もう4回目ということでありますが、岩手、宮城、福島の3県の物品を販売するマルシェを開いていただきまして、私も行ってきたところであります。昨年を更に上回る大きな売上げがあったようでございます。大変感謝しております。
 それから16日には経団連のほうに行きまして榊原会長に、「まず隗(買い)より始めよう」と、「かい」というのはいわゆる物を買うの意味を含めてお願いしたんですが、こういったことが会員企業にもっと広がっていくように、具体的な行動をとっていただくようにお願いして、期待もしているところであります。以上です。
2.質疑応答
(問)24日の風評タスクフォースについてですが、具体的に今回どのような議論を交わされる予定ですか。
(答)やった後にまた報告をしますが、議題としては風評の最近の動向ということで、これは福島県から説明をいただきます。それから、前回10月7日に私から指示をしていたことについてのフォローアップ、これは各省からのものであります。
(問)本日の報道で、防潮堤の事業費が当初の想定に比べてかなり、各県に聞いたところかなり膨らんでいるようですが、これについての御感想をお願いします。
(答)私もその記事を拝見しました。私のほうでも確認したんだけれども、大体そういうところだということであります。原因は資材とそれから人件費が非常に上がってきたということでありまして、これは時間をかけてゆっくりやればいいという話ではないので、どうしてもそういう意味では上がっていくのはしようがないのかなと、一挙に上がったんではなくてじりじりと上がっているんですけどね。
(問)関係省庁に聞いたところ、防潮堤全体の費用について、各省庁とも把握していなかったんですけれども、32兆円という復興予算の財源がある中で復興事業費というのを、常に把握しておく必要があるのではないかという気がするんですが、この点についてはいかがでしょうか。
(答)これは交付金という格好でやっていますから、それぞれ各自治体が中心になってやっていきます。だから把握していなかったという言い方もありますが、ここら辺については我々もきちんと対応はしてきたつもりですけどね。
(問)農水省とか国交省とか、それぞれ交付金が分かれていて、更に国交省と農水省の中でも二つの部局に分かれていて、結局4部局に分かれた中でそれぞれがやっていて、各部局に聞いても、結局は県に聞いてもらわないと分からないという説明がありまして、全体の総事業費というのは把握していなかったんです。それは把握する必要があるのではないかというふうに思うんですが、その点についてどう思うかというところを。
(答)ですから、これは全体のこれからの進め方にも関係してくるんで、もう少しそこら辺のグリップを、しっかり復興庁としてもとる必要はあるのかなという感じはしています。
(問)関西学院大学の外国人講師が福島県出身の女子大生に対して、放射能を浴びているから電気を消すと光ると思った、という趣旨の発言をしていたという話について、こういう発言について大臣の御所感を教えていただけますか。
(答)それは非常に遺憾なことですよ。事実無根でもありますし、また、そういうことを言うことそのものもおかしいわけであって、大変けしからんことだと思っています。
(問)なかなか外国の人にも、福島の放射能についての現実が伝わっていないんじゃないかなと思うんですけれども、ここら辺を今後どのように改善していきたいというふうにお考えですか。
(答)特に学校関係でいろいろ問題が出てきましたから、そういったところについては放射能というものに対する正しい理解を、まず学校の先生等にもしっかりやってくださいよということは、指導もしています。これが一般の人まで、きちんとした知識といいますか、あるいは教育、教育と言ったら変ですけれども、そういうことをするかについては、もう少しやり方を考えなきゃいけないなと思っています。学校なら学校ということでいけば、文部科学省なりにきちっと指導が行くと思うんですが、一般の社会人までどうやってそれを徹底するかということは、もう少し考えなきゃいけないなというふうに思っています。

(以    上)

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