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髙木復興大臣記者会見録[平成28年6月2日]

髙木復興大臣閣議後記者会見録(平成28年6月2日(木)18:00~18:05 於)復興庁)

1.発言要旨
 今日、私から3件申し上げます。
 まず1件目でございますけれども、6月3日金曜日、安倍総理が福島県いわき市、川内村、葛尾村を訪問される際、私と若松復興副大臣も同行する予定でございます。
 2つ目でございます。
 東日本大震災5周年復興フォーラムへの出席について申し上げます。6月6日に開催する東日本大震災5周年復興フォーラムに、主催者として出席いたします。先日、私から申し上げたとおり、本フォーラムは、東北復興月間における復興庁行事の一つでございます。
 私からは、国内外からのこれまでの支援へ感謝するとともに、復興は着実に進んでおり、風化・風評対策や、観光復興を初めとして、様々な課題に引き続き取り組んでいくという趣旨の挨拶を申し上げる予定でございます。
 本行事が復興5年間を振り返り、その教訓を活かしてもらうきっかけとなることを期待いたしております。
 3件目でございます。
 被災3県任期付き職員採用試験合同説明会について、この件につきましては、先日5月24日にもお伝えいたしましたが、改めて6月4日土曜日、東京都庁都民ホールにおいて、被災3県の任期付き職員の採用について、昨年度と同様に、3県合同での説明会が開催されます。
 被災自治体の人材不足については、全国の自治体からの応援職員の派遣や、復興庁としても応援職員を駐在させるなどの取組を行っておりますが、引き続き深刻な状況でございます。多くの方に関心を持っていただき、また実際に採用につながり、復興が更に加速していくことを願います。
 復興庁としても、できる限りの応援をしてまいります。多くの方に御参加いただき、応募・採用につながるよう、改めて皆様方には広報をお願いいたします。
 詳細につきましては、事務方にお問い合わせいただければというふうに思います。
 私からは以上でございます。
2.質疑応答
(問)任期付き職員についてなのですけれども、震災5年以降になりまして、どの自治体も、自治体からの応援というのはなかなか厳しい状況になってきているかと思うのですが、任期付き職員という役割も逆に大きくなってくるとは思われるのですけれども、どういった人材に来ていただきたいとか、その辺の思いというのはいかがでしょうか。
(答)あくまで主催をするのは、それぞれの自治体・県でございますので、そこで必要な人材ということだと思いますが、いろいろな仕事がございますし、復興が進んだら進んだで、また、新しい課題もできてきますので、それぞれにふさわしい、正に適切な方にたくさん応募していただいて、採用されるということを望みますし、また復興庁として様々な形で、その支援をしていきたいということでございます。
(問)先日の復興推進委員会で、委員の皆さんから、熊本地震などもあったこともあって、東日本大震災の経験が次の災害に活きるので、その取りまとめだったりとか、これを次の災害に活かすために、きちんと課題を整理しておくといったことが大事ではないかというような御意見があったかと思うのですけれども、そのつなぎ役を復興庁にお願いしたいというふうなお話もあったかと伺っていますが、それを受けて、何か復興庁としてやるお考えがあるかどうかお伺いします。
(答)復興庁はこれまで東北の復興の仕事をし続けてきたわけでありますが、熊本が、あの地震があってもなくても、それはしっかりと復興庁の仕事というものを検証して、これからの大きな災害にどのように対応していくのがいいのか、あるいは長期化した場合はどうなのかというようなことは、ノウハウはしっかりと培ってきたと思います。いずれにしても、そうしたものをしっかりと検証して、伝えていくということが大事だと思いますし、併せて今回、正に熊本であのような大きな災害が起きましたので、その熊本のこれからの復興に、どのような形で貢献できるのかということを検証して、熊本の復興に、これまでの復興庁の仕事というものを、貢献するというのでしょうか、役に立つ、そういった形にしていく必要があるだろうと思います。

(以    上)

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