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竹下復興大臣の会見[平成26年11月11日]

竹下復興大臣記者会見録(平成26年11月11日(火)10:30~10:36 於) 復興庁)

1.発言要旨
  第17回復興推進委員会の開催について、ご報告をいたします。第17回復興推進委員会を11月13日・12時30分から開催する予定でございます。当日の議題は、先導モデル事業をはじめ新しい東北の関連施策や、被災地の産業復興に向けた取り組みについて、ご意見をいただくことにいたしております。詳細については、事務局のほうにお問い合わせをお願い申し上げます。私からは以上でございます。

2.質疑応答
(問)衆議院の解散についてお伺いをしたいのですけれども、いろいろ今、報道が出ておりまして、報道によれば、消費税の引き上げを先送りした上で解散をすることも排除せずに総理は検討しているようなのですけれども、まず、大臣は先週の閣議後会見で「消費税率は予定どおり上げるべきだ」という考えの趣旨の発言をされたと思うのですが、消費税率の引き上げと衆議院の解散を絡めることについて、大臣はどのようにお考えかお聞かせください。
(答)まず大前提は、解散は総理の専権事項でございますので、そのことについて我々が何か申し上げるという立場にはない。私は安倍内閣の一員として、解散があろうがなかろうが、淡々と仕事をするというのが私に課せられた仕事であると認識しております。消費税の問題と解散を結びつけると、これもコメントする立場にないと言わざるを得ないことだと思っております。
(問)関連なのですけれども、大臣のご感想というか感じをお聞かせいただきたいのですけれども、大臣は就任以来、被災地を精力的に回られていると思うのですけれども、率直に、大臣が見られて、被災地の皆様方は、衆議院の解散・総選挙というのを望んでいらっしゃるというふうにお考えですか。
(答)もっと正直に言いますと、一回も話題に出ていないと言ったほうが正しいと思います。
(問)本日付で佐藤雄平知事が退任されるのですけれども、大臣から一言いただきたいのですが。
(答)佐藤雄平知事は、お互いに秘書であった当時からの古い友人でございます。それが世界で一番厳しい状況の中で、これは本人が望んだことではございませんが、知事を務められたというのは、本当に心から敬意を表さなきゃならんと思っております。
様々な局面で原子力発電所の事故に関連する課題に対して、逃げずに対応してこられた。地元の思いを真正面から主張してこられたというのは、私どもにもひしひしと伝わってきたことでございますし、そういう中で、中間貯蔵施設の場所の決定に際して、それも逃げずにきちんと方向を示していただいたということでは、大変感謝すると同時に敬意を表するべきことであろうと思います。
先般お会いしたときに「おい、終わったらどうするんだ」と言ったら、「当分、福島と東京と半々かな」と言っておりました。ゆっくり休んで、自分の人生、もう一度考え直すといいますか、ゆっくりしていただきたいと思ったところでございます。
(問)今の質問に関連して、明日就任される内堀新知事に対する期待ですとか、そういったものがもしあれば、あらためてお伺いできればと思います。
(答)内堀さんとお会いしたのは、そう数が多いわけではございません。今まで私はそれほどよく存じ上げているわけではございませんが、知事という立場にいよいよ明日からおなりになるわけでございまして、我々は原子力発電所の事故に関連する様々な問題を、ともに解決をしていく戦友だと私は認識いたしております。本音でいろいろなことを話し合いながら、一日も早くこの問題を克服していくということに、本当に力を合わせてやっていかなきゃならんと思っておりますと同時に、内堀さんという人は、経歴から言いましても、あるいは周りの人たちから話を聞いておるところから言いましても、そうした能力を十分にお持ちの方であり、知識も能力も知見も、それから福島に寄せる思いといいますか、十数年もいらっしゃいますので、まさに第二のふるさとになっておると思います。その意味で、ふるさとに寄せる思いも十分持った方だと確信をしておりますので、必ず戦友としてしっかりタッグを組んでやっていけると確信をいたしております。

(以    上)

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