10月26日、平野復興大臣は米国同時多発テロ事件の家族会(The September 11th Families’ Association)の会長であるリー・イエルピ(Lee Ielpi)氏一行を復興庁にお迎えしました。
同事件で消防士である子息を失ったイエルピ会長は911家族会を設立し、また、遺族の経験を共有しあえる場所として911トリビュート・センター(9/11 Tribute Center)をグラウンド・ゼロ付近において運営するなど、世界中から訪れる人にテロの悲惨さ、犠牲者の遺族の愛情と悲劇に立ち向かう勇気を与える活動を行っています。
イエルピ会長は、同じ肉親を失った者として、自らの経験を通し、いかに困難と苦悩を乗り越えてきたかを、東日本大震災の被災者に直接伝えるために被災地を訪問し、その一環として復興庁を訪問しました。
平野大臣との会見においては、被災者の心のケアに対する支援の重要性などについて意見交換を行うとともに、平野大臣からはイエルピ会長をはじめとする911家族会の活動に対する敬意と謝意を伝えました。
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