6月23日(日)、東日本大震災後の水産資源の再生や漁食安全性を広く伝えようと「女川湾カレイ&アイナメ釣り大会2019」(三陸河北新報社、河北新報社、釣り東北社主催、復興庁等後援)が女川町の女川湾で開催されました。
当日は、未明から小雨が降るあいにくの空模様でしたが、県内の太公望はもちろんのこと、東北各県や茨城県などから男女94人の釣り自慢が遊漁船13隻に分乗して出港し、参加者は次々と大物を釣り上げるなど、女川の港は活気に満ちあふれました。
この大会は、釣り上げたカレイとアイナメの総重量で優勝を競い合うものですが、今年の大会では、総重量が22キロ以上の参加者や50センチ越えのナメタガレイやアイナメが数多く釣り上げられるなど、例年の大会を上回る好釣果となり、大いに盛り上がりました。
表彰式で、優勝した参加者は「独自に改良した仕掛けで50匹以上を釣り上げた。釣り場として女川湾は最高。来年もこのイベントが盛り上がるよう、また参加して記録更新したい。」と喜びを語ってくれました。また、一番大きなカレイを釣り上げた参加者に、大物賞として復興大臣賞が贈られました。
今回釣り上げられたカレイやアイナメのうち、16キロが地元の特別養護老人ホームへ寄贈され、「地元で捕れた魚はおいしい。」「昔を思い出す味だ。」と入所者の方々を喜ばせています。
今年の大会は、例年にもまして東北や東北以外からの参加申し込みが増え、女川町をはじめとする被災沿岸地域の観光復興に更なる勢いをつけるすばらしい大会となりました。
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