4月1日、富岡町において、福島県ふたば医療センター附属病院の開院式・内覧会が行われました。この病院は地域医療再生基金を活用して整備されました。
式典には加藤厚生労働大臣、吉野復興大臣、内堀福島県知事はじめ福島県立医科大学、地元自治体などから多くの出席があり、来賓挨拶の後、開院を祝うテープカットが行われました。
また、双葉地方町村会からの寄付により購入した福祉車両の披露も行われ、これからの双葉郡の医療福祉を皆で支えていこうとする雰囲気が感じられました。
式典後の内覧会では、ゆとりある病室、本格的にリハビリのできる設備、救急搬入時に迅速に検査できるよう配置された医療機器などが披露され、出席者から期待の声があがりました。4月16日には住民向け内覧会も開催されました。
4月23日から病院での診療が開始され、双葉郡内でも24時間365日救急対応できるようになりました。また、住み慣れた場所でも医療を受けられるよう、在宅・訪問医療にも対応します。
最後に、ふたば医療センター附属病院の田㔟院長はじめ職員の皆さんがこの病院に対して込めている想いを紹介します。福島復興局もこの想いの実現のため引き続き支援していきます。
「地域の皆さんに長く元気でいてもらえることが大事なので、日々の健康増進にも力を入れていきます。病院2階に、会議や体操のできる大きな部屋も作られました。この部屋を活用した健康増進の取組もどんどん行っていきます。あまり病院を利用しない元気な方にも活用してもらい、地域一丸で健康になってもらうことを目指しています。」
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