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いわき市復興のシンボルに!複合商業施設の建設工事が起工(福島県いわき市)[平成28年8月22日]

 東日本大震災に伴う津波被害を受けたいわき市小名浜港背後地において、津波復興拠点整備事業の一環として位置付けられている複合商業施設の建設工事が始まり、8月22日に起工式が行われました。
 施設は、地上5階建て、延床面積約94,000平方メートル、専門店数約170店の大型の商業施設となる計画です。津波避難ビルとしての機能も備え、津波被害を最小限に抑えるため1階部分をピロティ構造(土地を有効活用するため、1階部分を柱だけの空間にして駐車場などとし、2階以上をオフィスや居住スペースにする建築方式)とし、非常時用の水や電源が確保され、災害時には3階以上のフロアに避難者の受け入れを行います。さらに、市が整備するペデストリアンデッキ(広場と横断歩道橋の機能を併せ持ち、建物と接続して建設された歩行者の通行専用の高架建築物)を施設に連結することで周辺観光施設などからの避難経路が確保されるなど、防災面に配慮した建物設計となっています。
 県内屈指の観光、物流、水産業の拠点である小名浜港エリアは、港と市街地が一体となった魅力あるまちづくりを掲げ、港の再生、周辺の道路整備、土地区画整理などの復興事業が進み、徐々に活気を取り戻しています。
 市民は、小名浜港エリアだけではなく、いわき市全体の復興のシンボルとなることが期待されるこの施設の一日も早い完成を待ち望んでいます。

詳細はイオンモール株式会社ホームページをご覧ください:AEON MALL

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